幸せで悲しい

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幸せで悲しい

 

 

昨年、2023年のある日、妻と私はリビングにいました。義理の姉達や、義母、義理の姉の子どもたちも集まって一緒に過ごす時間は、いつも幸せな時間です。
でも、その日は少し違いました。皆の顔には、少し悲しみが見えました。

義母が言いました。「みんな、今日は大事な話があるの。おばあちゃんの一番下の【子】のおねいちゃんが…また、入院するの!。」

子どもたち(義理)はびっくりしていました。「入院?…小さい子は友達と離れるの?」と心配そうに聞きました。

義母は優しく答えました。「そうだね。でも、新しい場所でもきっと友達ができるよ。人生にはいろんな選択があるんだ。」

子どもたちは少し不安そうでしたが、義母の言葉に少し安心したようでした。

入院や手術の日が近づくと、家族みんなで荷物をまとめ始めました。Amazonで新しいバックを注文したり、ネットに古いモノを無料で出品したりしました。購入行為や出品作業は闘病生活が始まることを、少しですが、不安感を喜びに近い安心感に変えるようです。

入院先の新しい部屋は、個室で無駄に広いでした。セキュリティもしっかりしていて、家族みんなが妙に安心して過ごせる場所でした。配膳などもスムーズに行われ、新しい闘病生活がスタートしました。

しかし、子どもたちは、まだ少し不安な様でした。同じく私も不安でした。心配だったのです。でも、子どもたち(義理)や義理の姉達は妻を励ましていました。

突然、「人の幸せを喜べない人は幸せになれない」とお母さん(義母)は言いました。そして、妻に「自分の幸せも大切にしようね。」と言いました。

見舞いに来た子どもたちは少しずつ、病室にも慣れてきて、新しい患者さん友達もできました。そんな光景はやっぱり幸せな時間でした。

でも、妻は時々昔の友達のことを思い出して、少し悲しくなることもありました。それでも、妻も私も支え合いながら、新しい生活を楽しむことができました。

しかし、担当医が突然…妻の命の期限のハナシを切り出し、婦長の方らしき人が病室の移動を提案というより指示してきました。

私達は…もっと先も幸せな暮しができると思っていましたが、幸せで悲しい結末も現実にはあるようです。

やはり、人は望まないカタチでも、産まれれば、土に帰るときは必ず有ることを改めて思い知りました。

このハナシは、幸せと悲しみが半分ずつ混ざったものです。人生にはいろんな感情があり、時には不安や心配もあります。でも、家族や友達と一緒に過ごすことで、その感情を乗り越えることができます。

時には、幸せと悲しみは一緒にやってきます。でも、家族や友達と一緒にいることで、どんな問題も乗り越えることができるのです。

妻の寿命はもって11月の中旬迄だそうです。本当に綺麗で、誰からも「ハーフ?」と云われた妻の錆びて瘦せこけて行く姿は「悲しく」て…たまりません。

アナタも一度、感情を深く掘り下げることで、自己理解や他者とのつながりが深まると思います。   例えば、喜び、悲しみ、怒り、愛など、どんな感情にも焦点を当てて掘り下げてみて下さい。

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